「熱が出る=風邪やインフルエンザ」と思われる方が多いのですが、実は甲状腺の病気が原因で発熱することも少なくありません。甲状腺は喉の前側にある小さな臓器で、「体のエンジン」をコントロールする甲状腺ホルモンを作っています。このホルモンは全身の代謝や体温の調節に深く関わっているため、バランスが崩れると微熱が長く続く、あるいは高熱が急に出るといった症状が出ることがあります。
発熱が甲状腺からくるときの特徴
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微熱が何週間も続く
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発熱に加えて動悸、息切れ、汗が止まらない
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首の前側に腫れや痛みを感じる
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熱が下がったり上がったりを繰り返す
こうした症状は、風邪や感染症ではなく、甲状腺機能亢進症や亜急性甲状腺炎といった病気の可能性があります。感染症と似た症状のため、見逃されやすいのが注意点です。
発熱と甲状腺の関係についてまとめました。
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